カメラから世界を見る

カメラから世界を見る

日本は、世界でも有数のカメラ大国です。
多くのカメラメーカーが群雄割拠している日本で、
各メーカーはどのように生き残ってきたのでしょうか?

 

日本のカメラ会社の筆頭といえばキヤノンです。
その前身は、吉田五郎によって設立された精機光学研究所になります。
1930年代に導入されたライカをもとに、吉田五郎は国産カメラの製作へと着手しました。

 

彼が退職したのち、1935年にハンザキヤノンを発売します。
そこからフィルムカメラや一眼レフカメラなど数々のヒット商品を打ち出し、
世界有数の上場企業にまで成長したのです。
キヤノンはカメラのみにとどまらす、様々な製品を販売しています。
太陽光電池やゴミ処理施設、ディスプレイ、
医療機器など、多方面で技術力の高さを見せつけているのです。

 

21世紀になって「記録する」というカメラ特徴が新たな分野に生かされ始めています。
その1つが防犯です。
監視カメラの映像によって、事故や事件が解決に向かうことも少なくありません。
自動車にドライブレコーダーが搭載されているのは、もはや常識といえます。
カメラが、人々の安全を守るという役割を担う時代なのです。

 

その可能性を感じたキヤノンは、2015年2月にスウェーデンの監視カメラ企業を買収しました。
さらなる成長と安全な社会の創造へと歩みを進めたのです。

 

多方面へ参画するカメラメーカーといえば富士フイルムも忘れてはいけません。
「ポケットフジカシリーズ」「写ルンです」をはじめとしたカメラ事業だけではなく、
化粧品や健康食品事業などへも活躍の場を広めています。
カメラ1台が、世界を支える企業を生んだのです。
 


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